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 ■構造

1、マンションの構造
マンションの構造には大きく分けて @鉄筋コンクリート造、A壁式構造があります。

@鉄筋コンクリート造‥コンクリートを鉄筋で補強したもの。ラーメン構造と壁式構造に分けられます。

※ラーメン構造‥柱と梁で建物を支える構造で、主として6〜7階建のマンションに採用される工法。間口部を広く取る事ができ、リフォームしやすい。
※壁式構造‥壁と床という面で建物を支える構造で、主として5階建までのマンションに採用される工法 。柱と梁のような出っ張りが室内に出ないため、効率よく家具の配置 ができ、デッドスペースが少ない。


A鉄骨鉄筋コンクリート造‥鉄筋コンクリートの柱や梁の代わりに鉄骨を使う構造で、高層マンションに採用される工法。鉄骨を使用するため、地震等の振動に対し粘りが増しますが、施工費用が高いため、高層マンション等によく用いられます。

この他、壁式ラーメン構造、逆梁構造、スケルトンインフィル等がありますが、概ね上記@Aの建物が多いのが現状です。

マンション購入に当っては、階層に見合う構造が採用されているかのチェックが必要です。

2、耐震、免震構造
最近、日本のみならず世界的に大きな地震が頻発しています。

建築業界でも技術の発展に伴い、耐震から免震、制震へと考え方が変化しつつあります。

@耐震構造‥大地震に対し最悪でも倒壊しないことを第一目的とするため、建物の部分的な損傷や機能の維持は考慮されていません。上層階になるほど揺れは大きく被害は大きくなります。

A免震構造‥建物の下にゴムを入れ、地震による揺れを減衰させる方法。大地震に強く最近の高層マンションに取り入られています。

B制震構造‥制震装置で地震による揺れを逓減させる構造。中小の地震には効果があるとされています。

従来、免震構造はオフィスビルを中心に採用されてきたが、現在の新築マンションにも免震構造を採用するケースが出てきました。

免震は耐震と異なり振幅の激しい揺れを緩やかな揺れに和らげる事で、人命のみならず家具等の破損も極力避ける事ができます。
しかし、施工費用が比較的高く、また、建物の下に入るゴムの維持管理に費用がかかります。

東海地区の地震発生リスクは年々高まっているため、免震構造の有無は今後資産価値に大きな差を生じさせる可能性が高くなっています。

特に、高層マンションの購入を検討している方はやはり免震構造を持つマンションを購入されることをお勧めします。

3. 間取りについて
 
3LDK、4LDK等の間取ではなく、あくまで専有面積で確認してください。

10年位前は3LDKで70m2切るマンションも多くありましたが、現在では(地域にもよりますが‥)、90m2程度で普通といったところです。

以下、間取についてチェックポイントを列記します。

@天井高‥最近では2.5m程度は当たり前となってきました。今では、2.7〜2.8mは欲しいところです。 天井高については年々高くなってきており、3m近くまで行く可能性もあります。

Aキッチン‥3〜4帖が最も使いやすい大きさ。相変わらずカウンターキッチンは人気です。アイランドキッチンというタイプも出てきました。

Bリビングダイニング(LD)‥12帖は最低欲しいところです。

部屋‥4.5帖や5帖では使い物にならず、いずれは物置代わりにしかなりません。 この程度の広さではベットと机、本棚を置けばものすごく狭さを感じるはず。 モデルルームでは殆ど家具が置いていないから、5帖でもすごく広さを感じますがそれはあくまで錯覚であることを自覚してください。

物置、収納‥専有面積の7%程度は最低でも必要です。

バルコニー‥もはや幅2mは当たり前となりました。

専有面積‥分譲業者のいう専有面積は通常壁芯面積(壁の中心から図った面積)です。この為、 実際使える面積は5%程度少ないことを知っておいたほうがよいでしょう。
また、構造上、柱が内側に張り出しているため、 デッドスペースが生じ、実質的な有効面積が少ない場合があることにも留意してください。

バリアフリー‥最近よく聞きますが、まだまだ物件としては少ないものです。 将来売却も考えると、今後の中古マンションの需要者は高齢者、特に団塊の世代が見込まれるため、 売却に当ってバリアフリーか否かで価格に相当の格差が生じる可能性があります。 なお、廊下の幅は90cm以上(車椅子の通行を考慮して)あるのがベストです。

以上、マンション購入の構造、間取から見たチェックポイントを挙げてみました。

このようなチェックポイントに合致するマンションはなかなか見当たらず、例えあってもちょっと高いかもしれません。

しかし、マンションのトレンドをしっかり把握した上で、購入マンションの長所短所を見極めて購入することが後悔のないマンション購入の秘訣ではないでしょうか。


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